ラグビーを盛り上げる為にできること

ラグビーを盛り上げる為にできることは何があるでしょうか?

大きく以下の2つに分けられると思います。

  • ラグビーを知らない人をターゲットにした取り組み
  • ラグビーについて知っている人をターゲットにした取り組み

ラグビーを知らない人をターゲットにした取り組み」として、実際に行ったものの1つを紹介します。

2019年W杯・2020年東京オリンピックを目前に控えた2018年6月、とある業界専門誌に以下の記事を投稿しました。少しでもラグビーに興味を持ってもらうべく、普通とは少し違う切り口でラグビーについて触れてみました。

発行部数がそれほど多く無い業界専門誌ではありますが、この記事で何人かにはラグビーに興味を持ってもらえたのでは無いでしょうか。

↓ここからです(一部編集)。


「ラグビー≒建設業?」

私は、高校でラグビーを始め、社会人となってからはクラブチームでプレーを続けてきた。折角の機会なのでラグビーの紹介をしようと思うが、ただ紹介をしても面白くないので、建設業に従事して気が付いた「建設業とラグビーの類似点」にフォーカスして紹介したい。

ルール

トライラインを目指し前進するが、ルール上ボールを前に投げることはできない。ボールを持ったプレーヤーは相手にぶつかって進んだり、捕まらないようにステップを踏んで進んでいく。後ろ方向へのパスをつないで、一歩一歩トライラインへと向かっていく。
竣工を目指し前進するが、工程を飛ばして工事を進めることはできない。立ちはだかる問題に対して真正面からぶつかって解決したり、事前に問題を避けて進んでいく。前工程から後工程へパスをつないで、一歩一歩竣工へと向かっていく。

メンバー

球技の中では1チームあたりのプレーヤーが一番多く(15人)、パスが得意な人、体をぶつけるのが得意な人、足が早い人など多種多様な個性を持った選手で構成される。
プロジェクトに関わる人数が多く、設計者、施工管理、専門工など多種多様な職種の人間で工事に取り組む。

規模

15人制ラグビーとは別に、10人制ラグビー、7人制ラグビーがある。プレーする人数は少ないが、15人制ラグビーと同じグラウンドで競技を行う(フットサルと違い、競技人数が少なくなっても競技スペースが小さくならない)。人数が減る分、1人1人が受け持つ守備範囲は広くなる。15人制が40分ハーフで行われるのに対し、10人制は10分ハーフ、7人制は7分ハーフで行われる。
大規模再開発のような常駐職員が100人を超える現場がある一方、建物規模が小さく常駐職員が1人の現場もある。職員が少ない分、1人1人が受け持つ仕事の範囲は広くなる。大規模現場の工期が長期にわたるのに対し、小規模現場は工期が短い。

リーダー

試合が始まれば、監督やコーチではなくキャプテンがリーダーとなってチームをまとめる。
工事が始まれば、社長や役員ではなく現場代理人がリーダーとなって現場をまとめる。

女性活躍推進

かつては女子ラグビーの競技者は少なく珍しい存在だったが、2016年リオデジャネイロオリンピックから7人制ラグビーが競技種目に採用されたことで競技人口が増え、高校や大学に女子ラグビーチームが新設されている。
かつてトンネル工事は女人禁制だったといわれるように女性技術者は珍しい存在だったが、2014年に(一社)日本建設業連合会が「女性技能労働者活用のためのアクションプラン」を定め、「ドボジョ」、「けんせつ小町」などの愛称で建設業全体での女性活躍を進めている。

最後に

いかがだろうか。こうして比較してみると他のスポーツには見られない建設業の類似点の多さに驚かされる。

2019年には15人制ワールドカップが日本で開催され、全国12の会場で行われる。2020年にはオリンピックが東京で開催され、男女の7人制ラグビーが行われる。是非スタジアムに足を運んでいただき、建設業との類似点を思い出しながらラグビーを観戦してみてはいかがだろうか。


いかがでしょうか?

長い文章では無いんですが、執筆に1ヶ月程費やしたはずです。

これからも「ラグビーを知らない人をターゲットにした取り組み」に取り組んでいきます!

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